事故と車

自動車を運転する人ならば、誰でも可能性がある自動車事故。

事故に遭う、事故を起こしてしまうこと自体、非常にショッキングなことですが、大切にしていた愛車が事故でボロボロになってしまうことも、ショックを倍増させますよね。

万が一、事故で車がボロボロになってしまったら、残念ながらその車はもう乗ることができません。

車がボロボロになるくらいの事故だったのに、命があったことに感謝しなければなりませんが、では実際のところ、ボロボロになった車はどう処分すれば良いのでしょうか。

 

事故車の処分

事故現場では、気が動転してしまってなかなか自動車のことまで気が回らないものですが(怪我などしていれば、車のことまで対処できませんよね)、基本的には事故にあって自走できない状態にある車は、レッカーなどでそれぞれのレッカー業者の管轄の保管場所へ運ばれます。

警察がそれらの手配を行なえば、警察関連の施設に運ばれることもありますし、JAFや加入している保険などでレッカーサービスがついているような場合には、JAFや保険会社のレッカーによって、指定の場所に運ばれます。

そしてその自動車を廃車にする場合には、別途廃車手続きについて検討しなければなりません。

事故車の場合は、廃車買取もしてもらえないのでは?と思っている人もいるようですが、最近は事故車であっても、まだ使用できるパーツや部品の価値を見出し、買取を行なってくれる廃車買取業者はたくさんあります。

廃車買取業者などを介さずに、警察の紹介などで解体業者に廃車を依頼したり、自分で廃車手続きを行なったり、ディーラーなどで引き取ってもらうようなことになると、買取どころか手数料がかかってしまうことも多いので注意が必要です。

突然の事故で車を廃車にする場合、事故のショックで、廃車買取業者などを探す余裕もなかなかないという人がほとんどだと思いますが、頭の片隅に廃車買取業者での廃車のことをおいておくと、いざというときに役立つのではないでしょうか。